タイミングベルト、ウォーターポンプ、
ロッカーカバーガスケット
カムシャフトオイルシール
クランクシャフトオイルシール
クランク角センサーOリング
交換
平成24年8月10日 100103キロ。
10万キロに到達しましたので交換です。
今回用意した部品はこちら。↓
ベルトタイミング AY440-NS014
プーリーアッセンブリー AY660-NS001
テンショナーアッシーベルト AY460-NS010
スプリングテンショナー 13072-5L302
シールオイルカムシャフト 13042-16V00
ポンプアッシーウォーター 21010-AA527
ガスケットフルード15g KA760-15000
Oリング 22131-58S00
オイルシール 13510-10Y10
ロッカーカバーガスケット 13270-5L311
ロッカーカバーガスケット 13270-5L301
プラグカバー 11051-5L300
以上で4万円ちょい。
全部一気に交換!
ジャッキアップではなく、ブロックに乗り上げての作業です。(安心です)
とにかく外せるものは外す。急がば回れの心です。
インテークのパイピング、タワーバー、スロットル、
ハーネス、ラジエーター、とにかく外します。
3本あるベルトもテンションを緩めて外します。
印を付けて、クランク角度センサーを外し、
タイミングベルトカバー(上)を外します。
10万キロ走ったベルトは細かなヒビだらけ。
プーリーとベルトの山、谷が微妙にずれてます。
ベルトの伸びってやつでしょうか?
圧縮上死点に合わせます。クランクシャフトを時計回りに回し、
クランクプーリーの一番左のメモリ?とカバーの印と合うように、
IN,EXカムプーリーの合いマークがバックプレートの印に合うようにします。
以後、ベルトをかける時まで、合いマークの位置関係が動かないようにします。
自作のプーラーを使ってクランクプーリーを抜きます。
プーリーのボルトは27ミリのソケット、スピンナハンドルを付けて
ハンマーで叩きました。(ディーラーで教えてもらったやり方)
案外簡単に外れました。
ベルトカバー(下)を外すとタイミングベルト全体が見えます。
テンションプーリーを外すとワッシャーが2枚出てきます。
順番と向きがあるので組み付けるとき間違えないようにします。
テンションを緩めてベルトを外します。
この後、ロッカーカバーガスケットとオイルシールを交換します。
NVCSのIN側プーリーは六角レンチで外します。
プーリーを外すとバックプレートも外せます。
古いオイルシールを先の尖ったドライバー等で引っ掛けて外します。
新品のオイルシールにエンジンオイルを塗って
塩ビパイプ等を使って打ち込みます。
クランクシャフトのオイルシールも同じ要領で交換します。
プーリーを取り付けたら、ロッカーカバーガスケットを組み付けます。
ロッカーカバーガスケットを組み付ける時はガスケットフルードを塗ります。
ロッカーカバーを取り付ける時は、
ボルトを中心から両端向かって締めていきます。
ウォーターポンプを交換します。
ネジを外してもポンプ本体は外れません。木片などで叩いて外します。
LLCがどば〜っと出てくるので、オルタネーターにカバーを。
ウォーターポンプの新旧比較。
新品のポンプに付属のスタッドボルトをネジロック剤を塗って取り付けます。
ガスケットフルードを切れ目無く塗ります。5分以内で取り付けます。
エンジン側、ポンプ本体ともに、脱脂をして水漏れのないように。
アイドラー、テンショナーを取り付け、新品のタイミングベルトをかけます。
タイミングベルトに油分、水分の付着厳禁、折り曲げ厳禁。
ベルトには合いマークに合うように印があって
IN側プーリーだけ白い点線、クランクとEX側は白い実線の印。
テンショナーのテンションを緩めて仮止め、
各プーリーの合いマークとエンジン側の印が合っている事、
(取り外す時、圧縮上死点に合わせて、その後動いていなければ合っているはず)
その合いマークにベルトの印が合うようにベルトをかけます。
ベルトをかけたらテンションがかかる状態にして
クランクシャフトを2回転まわして、その状態でテンションプーリーを固定します。
それで規定のテンションになるらしい。
クランク角センサーのOリング(シリコングリスを塗布)を交換し、
外すときに付けた印にあわせて取り付け。
後はただひたすら、元通りに戻していくだけ。
大変な作業でした。